知っている人は知っている。知らない人は、覚えてね。
トーマスサイドからタンクマニアの閉鎖の話が出たのは今年の10月22日、フォーラムへの投稿が最初だ。
「Tankmania and the shut down」と題された投稿は、タンクマニアにこれ以上時間を裂くことができないとの意思表示がされていた。
現在はトップページにも近々閉鎖することが書かれている。
恐らく年内に閉鎖するようだが、商業的なゲームでないためにそれほどきりのいいタイミングで終了するとは思えない。
さて、表題のTankMania閉鎖の経緯はというと、断片的な情報しか知らないが、日本人にとっては寝耳に水の話であると思う。
まずよくある誤解だが、アレルヤの荒らしやアタック、sakeの訴訟の話しは閉鎖とは直接的には関係ない。(ただし、アレルヤのみならずトーマスが荒らしとツール対策で時間を浪費したのは事実)
直接的な原因はフォーラムの使われ方にあった。
トーマスが想定していたこと以外の使われ方をしたということらしい。
トーマスはフォーラムでの話題は、BugFixやその他tankmaniaに関連する話題に限定したかったらしい。
ところが、tankmaniaはコミュニティーとして成長してしまったために、雑談のような投稿が相次ぐことになった。
そこでトーマスは発言の削除や、アカウントBANなどをしたようだ。正確にはトーマスと、そして共同運営者のKentだ。
この振る舞いが気に入らなかったのはATCという集団だ。AntiTerrorismCoalitionという実在する政治団体で、名前の通り反テロを目的に活動を行っている。反テロでピンと来る人もいるかもしれないが、ようするにアメリカの共和党よりの集団であるらしい。つまり、同時に反フセインであり、反ファシストである。
トーマスの行いをファシスト的であるとしてひと悶着あったらしい。
外人はMSNメッセンジャーでつながっていて、日本人の知らないレベルでの誹謗中傷が行われていた可能性もある。
ついでに、トーマスはスウェーデン人であり、スウェーデンは社会民主主義的な国家であるから、思想的にATCは受け入れられなかったために、態度が硬化したとも考えられる。恐らくこの類推は大きくはずれてはいないはずだ。
反ATCの姿勢を間接的に示すために、tankmaniaを閉鎖するという手段をとった可能性がある。
実際にonemotionは存続する。
トーマスは自宅サーバーであり、はらみさんはオンラインゲームの運営とただのwebサーバーでは負担の度合いが違うといっていたが、tankmaniaは自動再起動機能も搭載しているし、自宅サーバーを維持する労力が100だとすれば、付加的にtankmaniaを運営する労力は10程度ではないかと思う。つまり、たいした労力の違いではないと思うのだが、tankmaniaを閉鎖してonemotionは存続する。
ちなみに、以前の共同運営者はBigNoseであったことは周知されていると思うが、このBigNoseが運営を首になった理由も、フォーラムの運用方針であるらしい。
肉体的、金銭的な負担より、精神的、イデオロギー的な問題によってtankmaniaは閉鎖することになったと思われる。
それでも長い間TMを運営したトーマスは、やはり偉大な人物である。
posted by Setsuna at 18:14|
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